GWの東北旅行で 立侫武多(たちねぷた)で有名な
青森県 五所川原市に寄りました。
リアルタイムアップした記事はココ

どこか風情のある古い街並み。
その街の中心部に、6階建ての大きな近代的ビルが
で〜〜ん!と 聳(そび)えています。
その出で立ちは、まるで 立侫武多のようにすら感じます(笑)
★立侫武多の由来について・・・(リーフレットより)
明治中期から大正初期にかけて
高さ18mの巨大ねぷたが街を練り歩き
その勇壮な姿は近郊町村からも見えたと伝えられています。
しかし大正に入り、電気(電線)の普及に伴い
低いねぷた(5mくらい)へと変化していきました。
1996年 残された1枚の写真を元に巨大ねぷたが復元され
1998年 新しい祭りとして「五所川原 立侫武多」がスタートしました。
平成19年は題目『芽吹き心荒ぶる』で
「水鏡に身を写して-」をテーマとし
社会から 悲しい事件がなくなるようにと願う。
展示室への入館チケットを購入し
中に入ると いきなり 桃太郎電鉄の
キングボンビーがお出迎えしてくれました(笑)
愛嬌タップリでしょ?
こちらでも サイズは それなりに大きいです。
写真に写っている 人物を見たら
なんとなくの大きさが想像つくでしょうか?

中央部分は ちょっと広くなっていて
行ったのが「こどもの日」という事もあり
何かイベントをやってました。
ちらっと 覗いてから、早速 立侫武多を見学します。
下からみると・・・まさに 大迫力!

なんですが・・・
写真だと そのスケールは
ちっとも伝わらないですね。
残念。

とっても かっこよかったです
立侫武多には、その年のテーマがあるようで
それぞれに、名前が付けられていました。
こちらは 確か・・・「杭」だったと思います。

こちらが、珍しい女性の立侫武多
テーマは「絆」だったかなぁ?

角度が悪いので わかりませんが
赤ん坊を抱きかかえており
足元には子供もいます。
(余裕があれば あとでデジカメ追記します)
行った時は 立侫武多が3体 並んでいました。
まず、エレベーターで3階までのぼり
そこからスロープになっている周囲をぐーるぐーると
歩きながら降りていくスタイルで見学します。
スロープの途中には 展示物や立侫武多の資料などが
並んでおり、それらを見ながら 降りてくる事ができます。
もちろん、まん中部分には 大きな立侫武多が居るので
周囲を歩く事で 素晴らしい芸術品でもある立侫武多を
いろいろな角度から 眺める事もできるのです。
スロープを降りながら展示スペースを歩いている時
足下が 床ではなく 鉄板みたいになっている箇所がありました。
歩きにくいなぁ・・・なんて思っていたんですが
それには ちゃんとした理由がありました。
その足場部分は はずすことが出来て
そこから外に立侫武多を出し入れする事ができるんです!
見ると 大きなシャッターがありました。
お祭りの際、立侫武多は ここから 出陣するんだそうです。
スゲー!!
そこで ようやく理解しました。
実は この館・・・単なる観光施設ではなく
建物自体が 立侫武多の製造工場?でもあり
なおかつ、保管場所でもあるんだということに!(笑)
あれだけの大きなものを作るとなると
それなりに広い作業スペースが必要ですよね。
想像ですが、外だと 雨・風にさらされる可能性もあって
繊細な行程を伴う作業も思うようには進まないでしょう。
保管場所にしても、あれだけ高さのあるものを 収納できる場所は
そうそうないと思います。
それで、この館を作ったんですね。
5階は作業場になっていて
一般人も自由に見学ができるそうです。
時間がなくて 見学はしませんでしたが
ちらっと見ることも出来ました。
エレベーターからも 見えるようになっていたんです。
本当に 細かい作業がされていて
見ていると「お見事!」の一言です。
それにしても この館・・・
至る所に、工夫されていますよね。
おそらく、相当なお金もかかっているとは思いますが
これは、素晴らしいな、と思いました。
1階部分は売店になっていて
そちらで見つけたお土産です。
立侫武多の立っちゃん

りんご入りバターケーキです。
中には立侫武多に関する説明書きと
ポストカードが入っていました

売店って、どこも似たような品揃えだったり
どこでも買えるようになっていてこの売店では
ここでなければ買えない(と思われる)
オリジナルの商品が すごくたくさんあって
美味しそうだったり、かわいかったり(笑)
欲しいと思うものがたくさんありましたよ!
五所川原は、こんなところにも きちんと
力を入れているんだなぁ〜、と感じました。
見学を終えて、ちょうど お昼になっていたので
6階のレストランで食事しました。
セルフサービス式で、そばやうどん。カレーをはじめ
ご飯ものまで、メニューも色々ありました。
その時 食べたのが コレです
また 大きなガラスで、眺望も素晴らしかったです。
天気が曇りがちで、ずーっと見えなかった 山も
うっすら見えました!。
食事を終え、外にでると
そこでは 祭り半纏に ねじり鉢巻きスタイルの方が何人かいて
太鼓たたいて ドンチャン やってました。

なんていう かけ声か 忘れちゃいましたが・・・
ちょっぴり お祭りの雰囲気も味わえて楽しかったです♪
この施設は いろいろな意味で見学し甲斐があったので
行ってみて本当に良かったです。
いつか お祭りの時期に
街を練り歩く姿を自分の目で一度見てみたいなぁ〜♪
遠いので、なかなか難しいかとは思いますが・・・。
近くにお住まいの方、そちら方面に行かれる予定のある方
是非 立ち寄ってみては いかがでしょうか?

青森県五所川原市大町21番地1
TEL(0173)38-3232
入館無料
立侫武多展示室見学料
(おとな)600円
開館時間/9:00〜21:00
※立侫武多展示室・ギャラリー開館時間は
4〜9月(19:00まで)
10〜3月(17:00まで)
休館日/元旦のみ
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